これからキャンプを始める皆さん。
私はボーイスカウトから始まり数多くキャンプをしてまいりました。早いものでもう39年!!
そんな私が今まで私が使っているおすすめテント、私が使っているシュラフ
と紹介して参りました。まだご覧になってない方は、ぜひ読んでください。
今回 紹介するのはナイフです。
『ナイフ?』と疑問に思うからもいらっしゃるかもしれません。
必要な人、そうでない人がいます。
では、なぜ紹介するのでしょうか?それはロマンがあるから、、、
だけではないです。
今回は初心者のナイフ選びに迷っている方に向けて紹介したいと思います。
これを読んでいただければ
- ナイフの種類
- ナイフの用途
- ナイフの選び方
- 最適なナイフ
- 私が使用しているナイフ
が分かると思います。
ナイフの種類
まずはナイフの種類について紹介します。
大まかに3つのタイプに分かれます。
シースナイフ | フォールでイングナイフ | ツールナイフ |
折りたためない固定刃タイプ。 | 折りたたみできてコンパクトに収納できるタイプ。 | ナイフの他に栓抜きやハサミなど、いろんなツールがひとつになったタイプ。見たことある人が多いのではないでしょうか? |
ナイフの使用用途
キャンプでのナイフの使用用途として、
- 焚き火用の薪割りやブッシュクラフト
- 料理
といった感じです。
私の場合、薪割り用と料理用は分けています。
薪割り、ブッシュクラフト用ナイフ
まずは薪割りブッシュクラフトからお話ししましょう。
ブッシュクラフトとは
現代的なアウトドアとの相対的な違い
何をもってブッシュクラフトか、という明確な定義は存在しない。その行為や趣向、装備などによって『相対的にブッシュクラフターである』と認識される。現在では主に、アウトドアの一環として行われるため、そのようなシーンにおける違いを、特徴的な傾向として記す。
代表的な3つの特徴
Wikipediaより引用
・ガスストーブやライター類ではなく、火打石と火打金のセットや、メタルマッチなどを着火道具とし、焚き火で調理や暖を取るのが定番。[独自研究?]
・頑丈なナイフが必需品。
・材料を現地調達して必要物資の自作を行う。木の枝をナイフで加工するのが主流で、熟練者ほど幅が広がる。
とのことです。
これは、実際にやらない方もいらっしゃると思います。
私の場合、店で売っている薪を購入することは、あまりありません。
なぜなら火が付き安い代わりに、燃え尽きやすいんですよね。すぐ無くなります。
私のキャンプに焚き火は欠かせません。焚き火が好きです!楽しいです!
明るいうちにテントを設営し、山や河原に薪拾いに向かいます。
枯れた枝を切り落としたり太い流木を割ったりするときにナイフは活躍します。
では、どのように選べばいいのでしょうか?
薪割り用について
薪割りする方法として、ナイフ、鉈、斧があります。
私は初め鉈を選択し小さな鉈をホームセンターで購入しました。
ですが、結局ナイフを購入し使い続けています。
冒頭の写真にあるのは、私物ですが、後ろにちょこっと写っているのが
鉈です。鉈はよっぽど大きな木の時以外は使いません。
薪割りはバトニングといわれる方法で割っていきます。
気にナイフを当ててナウ負の背を叩いて割っていく方法です。
そのときに使用しているのはシースナイフです。
他のタイプのナイフでやったことがないですが、多分壊れます。
なぜなら折りたためる部分に力がかかるからです。
うまくやればできないことはないでしょうけど。
シースナイフの種類
で、シースナイフを使用するわけですが、これにも分類があります。
簡単いうとタング部分の形状です。タングとは持ち手部分です。
下のヘタな図はナイフと思ってください。
上絵が横から見た図で金属部分です。
下絵が上から見た図で黒い部分はとなります。
フルタング
ハンドルの部分丸まる刃の部分と同じ形状で同じ厚さのものです。
フルテーパードタング
ハンドルの部分丸まる刃の部分と同じ形状で厚さが薄くなっていくものです。
コンシールドタング
ハンドル部分の形状は細くなり短くなっています。
ナロータング
コンシールとの違いが調べましたが、よくわかりません(;^_^A すいません。
ハーフタング
ハンドル部分ほ半分削っています。
といった感じです。
タング部分を形状が違いますね。そのことによって重さや強度が変わります。
形状 | 重さ | 強度 |
フルタング | 重い | すごく強い |
フルテーパードタング | ちょっと重い | まぁ強い |
ナロータング | 軽い | 強い |
ハーフタング | ちょっと重い | まあ強い |
簡単ですがこんな感じです。
私はバトニングでの薪割りを考えていたので、より強度のあるフルタングにしました。
選んだのはこれです。
Realsteel社は2013年からの中国の新興メーカー。90年代後半からナイフ産業で働いてきたリャン・ギャング氏が創業。彼は数々のデザインをナイフメーカーに提供してきたが現在はリアルスチールのみの為にデザインしている。
その会社のフルタングで、刃厚:約4.3mmのナイフです。
シンプルなデザインでしっかりしています。
もっと安いものもありましたが、先ほど説明したフルタングではなかったのでこちらにしました。
ちなみに安さを優先するのであれば、モーラナイフが人気のようです。
確かに安い!!使ったことはないですが。
料理用ナイフ
さて、話は長くなってしまいましたが次に料理用ですね。
初めは荷物が増えるため薪割り用と兼用を考えていましたが、今は分けています。
理由はそれほどの荷物にもならず、 コンパクトな フォールディングナイフのほうが
使い勝手もいいからです。
いろいろある中でメジャーなものでオピネルにしました。
オピネルは大きさで種類が分かれています。#2~#12まであります。
数字が小さいほど大きさも小さくなります。
野菜や肉を調理するのに私が選んだのは#9です。
刃渡り約90mmあるので、大概の野菜と肉、魚はこれ一本で賄えます。
生姜チューブと比較しました。
初心者の方が使うときの注意点は中央部分のリングがストッパーとなっているのですが、
締め忘れないこと。
それと普通の包丁と比べると、刃先が上を向いているので刃物に慣れていない人は
気を付けてください。刺さります。
オピネルは刃の種類が2種類あります。
ステンレスとカーボンスチールの2種類です。
- ステンレスは切れ味はそれほどでもないが錆びにくい。
- カーボンスチールは切れ味は抜群だが錆びやすい。
とのことです。
切れ味を求める方はカーボンスチールを選び、それに紅茶と酢で作った液体に着けて黒錆加工するというマニアックな方法があるようでしたが、私はズボラなのでステンレスにしました。
それでも十分使えているので満足しています。
宜しければ、こちらから購入いただけると幸いです。
結果
いかがだったでしょうか?
今回は薪割り、ブッシュクラフト用と料理用を紹介いたしました。
両方とも自分が使用しているものです。
使用感をもっと聞きたい方はコメントください。
もっといいものがあったらコメント欄で教えてください。
皆さんの参考になれば幸いです。
次回もよろしくお願いいたします。
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